コロナ初期(2020年)と比べた今年の消費総額は?
レジャー費は 1.6 倍 旅行費は 2.5 倍 増加した
家計簿アプリ Zaim に記録された購買データによると、ユーザーの今年 7 〜 8 月の消費総額は、新型コロナが流行し始めた 2020 年に比べると、レジャー費で 1.6 倍、旅行費で 2.5 倍増えています。
ユーザーのおでかけ機会も増加
ユーザーアンケートでも、新型コロナ流行期の過去 3 年間と比べて、おでかけの機会は増えたという方が半数以上いました。
増加した理由
増えたという方は、やはり新型コロナが 5 類移行したことが大きいようで、その結果としてイベントが復活したり、行動制限が無くなったりしたからという理由が多かったです。
マスクを付けずに外出しやすくなったことで、気分が開放的になり外出に繋がったという声もありました。
職場に申告したりする必要がなく、自由に行動出来たから。
コロナも少し落ち着き、マスクも外したので開放的になった。
ユーザーアンケートでも、久しぶりの旅行を楽しんだという声が届きました。
福島のひまわり畑に行きました! ここ数年、関東ではひまわり祭りがことごとく中止になっていたので、久しぶりに太陽の方を向いて育つひまわりが見られて元気がでました!
初めて沖縄に遊びに行った。一人旅だったので行きたいところや食べたいものを思いっきり楽しむことができた
変わらない&減った理由
一方、変わらないという方は、この 3 年間も感染対策をして外出していたという理由、減ったという方は、この夏の暑さや物価高騰が理由というのが多数派でした。
外出が好きなので毎年出かけていたため。行く場所や行く方法に気をつけたが頻度は変わらない。
物価、特に燃料費が高騰して節約しないといけないから。
暑くて暑くてどこにも行けませんでした
コロナ発生前(2019年)と比べた今年の消費総額は?
レジャー費・旅行費ともに増加
今年の 7 〜 8 月は新型コロナ発生以前の 2019 年と比べても、レジャー・旅行費ともに消費総額が増加しています。
ここ 3 年間の外出自粛の反動があった人もいたようです。
コロナで外出できなかった分、出かけたい気持ちが高まったため、暑さに負けず外出している
ユーザーのおでかけ機会は「変わらない」
ただし、ユーザーへの外出機会についてのアンケートでは「変わらない」という回答が多数派に。
増えた・減ったと回答した人も、ライフステージや趣味の変化の影響が大きかったようです。
コロナ前は高校生で、それ以前から部活動で遊びに行く時間がなかったが大学生になって遊びに行ける時間が出来たから。
子どもが大きくなり、それぞれの学校行事や部活動が増え、個別行動が多くなったため、家族でのレジャーが減った。
平均単価は高くなった?
レジャー費は増加 旅行費は微減
では、1 ユーザー当たりの 7 〜 8 月のレジャー費と旅行費の平均単価はどうでしょうか?
レジャー費は 22,335 円と新型コロナ発生前の 2019 年より 3,100 円以上高くなっている一方、旅行費は 54,338 円と 500 円ほど減っています。
燃料費や物価の高騰の煽りを受けて、単価は上がるものだとは思われますが、旅行については、あまり費用が高くならないようにメリハリをつけて予算配分したという声が多かったです。
また、海外旅行に行った方はまだ少ないようで、これが単価にも影響していそうです。
車中泊で宿泊費を抑えた分、飲食は少し豪華にした
コスパのいいホテルにして、行きたい所にいって、食事も朝などはコンビニにして一点集中的に選んだ
旅費の高騰で、海外は選択肢から外すようになった
少ないながら海外旅行に行った人も
ただ中には海外旅行に行った方もいました。写真を見ると、海外旅行気分が味わえますね!
楽しかった。カナダロッキー山脈をみて、人生観が変わった。
バリ島に。海外渡航は4年ぶりに行きました。やはり海外は文化も言語も違い刺激的で、次の海外を目指して仕事を頑張る活力をもらいました!写真はバリ島でのバティック染め体験でのものです
タグ機能でおでかけ費用を見える化
今回のアンケートでは「旅行でタグ機能を使ってみた!」という方がちらほらいました。
この機能を使うと、支出記録に「# 旅行」など好きなタグをつけられ、カテゴリをまたいで集計できます。後から、おでかけの記録や思い出を簡単に振り返られますよ。ぜひ使ってみてくださいね。
「#旅行」や「#ふるさと納税」など、タグを活用した事例をご紹介
今回は夏のおでかけに関するデータやアンケート結果をご紹介しました。
アンケートにご協力いただいたユーザーのみなさま、本当にありがとうございました!
この記事を書いた人:家計簿アプリ Zaim スタッフ yasumi
閉じこもらなくても 気兼ねなく外出出来る、社会になった