医療費控除、あなたは対象?いくら戻る?自分で申告する方法を丁寧に解説します。2017 年からはじまるセルフメディケーション税制にも対応!家計簿から医療費控除の対象になる可能性のある支出を自動的に抽出。そのまま申告に使える医療費集計フォームのエクセルファイルを自動作成します!

*一部の内容は家計簿サービス「Zaim」のプレミアム会員向けです。

無料の家計簿「Zaim」を使って家計を記録すると、過去 4 年間と今年の支出において医療費の控除対象になる可能性があるかを判定できます!

医療費控除の申請に必要な国税庁が配布する「医療費集計フォーム」に家計簿から医療費分を自動記入!以下の申請マニュアルに沿えば、申請書類がカンタンに準備できます。上記、医療費を自動抽出のリンクより医療費控除を算出すると、操作いただけます。*プレミアム会員向け

初めてでも安心、国税庁の Web サイト「確定申告書等作成コーナー」からオンラインで医療費控除用の書類を揃える方法を、ひとつひとつの画面操作から説明します。上記、医療費を自動抽出のリンクより医療費控除を算出すると、ご覧いただけます。*プレミアム会員向け・一般的な会社員向けの操作方法となります

医療費控除

そもそも医療費控除って?

あなたとあなたの家族が 1 年間に払った医療費の負担が大きかった場合、税金が安く抑えられる制度です。医療費を申告することで、対象となる金額が所得から差し引かれます。それにより、所得にかかる税金が安くなり、払い過ぎた税金を返金してもらえる仕組みになっています。2017 年からは「医療費控除」と、医療費控除の特例である「セルフメディケーション税制」どちらかが選べるようになりました。

家族全員分を合算できる?

自分と生活を共にしている家族が対象で、同居の有無は問いません。たとえば離れて暮らす家族に仕送りをしていて、それで生活をしているような場合も「生計を一にする家族」として対象となります。

医療費なら何でも対象?

認められるポイントとしては "治療かどうか" ということです。予防・美容は対象外です。例えば、健康診断でも、それにより病気が見つかり治療を行えば、健康診断も治療の一環として対象となります。何も見つからなければ「予防」の一環として対象にはなりません。

いつからいつまでが対象?

1 年間です。その年の 1 月 1 日から 12 月 31 日までの間に支払ったものが対象で、治療が年内でも支払いが翌年になる場合は別カウントになるので注意です。

いくらまで対象になるの?

各自での手続きが必要です。管轄の税務署への確定申告をすることで、還付金が戻ります。

確定申告のやり方は?

以下を準備して税務署に行きましょう。もしくは、各地に設置される申告書作成会場へ持参または税務署への郵送でも対応しています。

  • 申告をする年の「給与所得の源泉徴収票」
  • 申告をする年の「医療費の領収書等」※ 医療機関を利用した際に、公共の交通機関を利用した場合の交通費はメモでも OK です。また、万一領収書やレシートが無い場合、病院によっては医療費の証明書を発行してくれます。
  • 保険がおりた場合の「保険金額がわかるもの」
  • 会社から配られた源泉徴収票を元に記載する「確定申告書」
  • 人、病院別、薬局別にまとめた「医療費明細書」
  • 印鑑

申請時点で保険金が確定していない時は?

差額が出た場合は訂正の必要がありますが、一旦は見込額で OK です。

過去の分は申告できる?

はい、過去の分も 5 年間は申告できます。ただし、1 年単位で合計しておく必要があります。

そのほか注意しておくべきことは?

医療費の領収書が必要になるので、必ず取っておきましょう。病院だけでなく薬局で購入した薬の領収書や、交通費のメモでも医療費控除の対象になる場合があるので、関連しそうなものはすべて取っておくのをおすすめします。

セルフメディケーション税制

セルフメディケーション税制って何?

医療費控除の特例で、自分で健康管理を意識し、軽度な症状であれば病院にかかる前に適切な処置をすることを推進するための新しい税制です。薬局で市販されている対象の「OTC 医薬品」(Over The Counter:町の薬局等で対面販売で売られる薬)を購入すると、その年の総所得金額などから一定額を控除できます。 2017 年 1 月から始まり、通常の医療費控除か、セルフメディケーション税制を使った控除かを選んで確定申告すると税金が戻ってきます。2021 年度までの 5 年間、施行されることが決まっています。

どういう人が対象?

以下のいずれかを受信している満たしている人が対象となります。

  • 特定健康診査
  • 予防接種
  • 定期健康診断(事業主検診)
  • がん検診

セルフメディケーション税制のメリットは?

1 月 1 日から 12 月 31 日までの間に、自分や生計を一にする家族が購入した「OTC 医薬品」の購入額が合計で 12,000 円を超えた場合に、88,000 円を上限にその年分の総所得金額から控除されます。

控除を受ける方法は?

通常の医療費控除と同様、確定申告が必要です。そのためには、レシートか手書きの領収書どちらかを必ず保存しておきましょう。

通常の医療費控除とどう違う?

通常の医療費控除は年間で支払った医療費の金額が 10 万円以上になった場合に還付の対象となります。一方、セルフメディケーション税制は対象となる市販の医薬品(OTC 医薬品)を購入した合計が 12,000 円以上であれば控除を受けられるので、比較的ハードルが低いといえます。